「使用済み入れ歯」が地球を救う！

かぶせ物・つめ物も役に立つ“歯の金属”収集プチボラ

お口のなかの「意外なお宝」。あなたはご存じでしたか？

 

根元に向かって45度。エッジを当てるようにして、幅5ミリ程度に軽く動かす…。

何のことかわかります？

そう、これは一般にすすめられている正しい歯の磨き方、というやつ。

かかりつけの歯医者さんから教えてもらったのですが、恥ずかしながら私がこれを知ったのは、つい最近のこと。。。

冷たい物を飲むとしみる感じがして、むざむざ虫歯にしてなるものか。と真剣に実践しはじめたのですが、このまっとうな歯磨きを習得して以来、これまでの歯磨きのおおざっぱさに反省することしきり。「四角い部屋を丸く掃除する」かのようなわが歯磨きは、磨くというよりたださすっていただけ。

これじゃ虫歯もできるはず。

おかげで、口のなかには治療でかぶせた銀が、あちらこちらにキラリキラリ。

もっと早くからきちんと歯磨きしておけば、「キラリキラリ」な無用の長物も、使わなくて済んだろうに…。

 

と思いきや、この虫歯治療に使われる金属のかぶせ物、「金銀パラジウム合金」と呼ばれる価値ある貴金属。

「虫歯治療に使用されるタダの金属」と見過ごされがちですが、小さいながらもれっきとしたお宝。

虫歯治療のかぶせ物やつめ物だけでなく、歯と歯をつなぐブリッジや、入れ歯に使われる金属にも、この貴金属が用いられています。

ブリッジや入れ歯は、古くなったり不具合が生じたりすると新しいものに作り替えますが、不要になったものはごみとして処理されるのが一般的。

用いられている貴重なお宝も、使用済み入れ歯にくっついたまま、見向きもされずに捨てられていました。

 

そんな「もったいないこと」に待ったをかけたのが、NPO法人日本入れ歯リサイクル協会。

同協会では、不要になった入れ歯やブリッジ、かぶせ物（クラウン）、つめ物（インレー）などの寄付を全国に呼びかけ、集められた金属をリサイクルして換金。

その収益金を、ユニセフを通じて恵まれない子どもたちのために役立てています。

 

ﾎｫｰｰそれは良いことをきいたっても・・・

まだ、入れ歯はないしねーー

かぶせものがとれたときには、実践します・・・くらいかな！！

心当たりのある方は是非是非～～！！

 

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